1189483 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

おとなカレッジ

おとなカレッジ

六本木ヒルズデビュー

友人と別れた後、ドライブがてら六本木ヒルズに行こうということになった。赤坂、六本木は、私たちにとって馴染みの場所なので、久しぶりに訪れてみて、その変貌ぶりに驚いてしまった!昔懐かしいお店もあれば、新しくできたお店もあり、昔とは違った雰囲気になってしまっていた。

とりあえず、ヒルズサイドのパーキングに入れて、展望台に行クコとにした。料金は10分100円、思ったほど高くない。何しろ、名古屋駅前は1時間660円だ!私は、日本一高いんじゃないかと思っている。ヒルズ内は平日の夜と言う事もあり、ガラガラだった。

展望台行きのエレベータの前で待っていると、20代くらいの爽やかなイケメンが、自分は(下)に行くにもかかわらず、エレベータの(上)ボタンを押してくれた。さらに、姫を見て「めちゃくちゃ可愛いですねぇ~、何ヶ月ですか?」と笑顔で聞いてきた。私は、はにかみながら(何で?)「9ヶ月です」と答えると、「女の子可愛いですね、バイバ~イ!」と姫に手を振りながら爽やかに去っていった。私は、なんだかとても嬉しくなってルンルン気分でエレベーターに乗った。姫とお出かけをすると、何気なく話しかけてくれる人との触れ合いが結構楽しい♪これって、今まで経験した事がない嬉しい瞬間だよね。

あっという間に52階に到着!とても綺麗な摩天楼の夜景が目の前に広がっていた。係の人にチケットを見せると、「今日は天気が良いので8時30分ごろにTDLの花火が見れますよ。」と親切に教えてくれた。「ラッキー!花火も見れるんだって!」と、すっかり上機嫌のeddiee。今日はなんだか良い事が起こりそうだわ♪なんて思っていた。早速夜景をバックに何枚か写真を撮り、花火の時間まで待つ事にした。しかし、8時30分を過ぎても一向に花火らしいものは見えない。変化のない景色を見ながら8時50分になり、結局、花火には気づかなかった(トホホ)

と、その時「ブリブリ~!」と、姫のおしりから豪快な音が聞こえた。「ああ、姫がウンチしてる!しまった、オムツ車の中だよ~」「取りに戻ってオムツ換えるしかないよね。」という主人の意見に従い、急いでぐるっと展望台を回って降りる事にした。その間にも姫のおしりからは強烈な臭いが立ち上っている。さて、エレベーターを降りてから、今度は駐車場の場所がわからない。あまりにも広すぎるヒルズ内。とりあえず、地図で確認しつつ移動する事に、でも、あせっているので迷ってしまった。姫を抱っこしての移動に腕が痺れて、歩くのも辛くなってきた。主人に代わってもらったものの、主人も腕が痺れてきたらしい。

何とか警備員に聞いてパーキングにたどり着き、オムツを換えようとパーキング近くのトイレに入ろうとしたら、身障者&マタニティー・ベビー用のトイレは使用中だった。仕方がないので、姫を抱っこして待っていたが、10分たっても15分たっても出て来ない。「他にもベビー用のトイレがあるから行こう」と主人に言われて、移動してみる事にした。地図によれば150m先にあるとの事、重たい姫を抱っこしつつ、走って行くと使用時間終了で、シャッターが閉まっていた。「トホホ、使えないじゃーん。」すでに私の腕は痺れて限界近くなっていた。半泣きになりながら元の場所に戻るが、まだ使用中。いい加減頭にきてドアをガンガン叩いてみた。これで普通の人が利用してたらタダじゃおかないから!」そう毒づいて怒りが爆発しそうだったが、一向に出てくる気配はない。

「もう車の中で交換すれば良いよ」結局、諦めて車を出す事にした。せっかくヒルズ内のレストランでお食事をしようと思っていたのに、私がオムツの予備を忘れていったばっかりに、散々な目にあってしまった。狭い車内で泣き喚き暴れまわる姫を抑えつつ、オムツを換えるていると、通行人にジロジロ見られてとっても恥ずかしい思いをしたのであった。次からは、換えのオムツは忘れまい・・・。姫のトホホなヒルズデビューであった。


© Rakuten Group, Inc.